最近、ユーロが弱い。


ユーロ圏の景気減速懸念を材料に、欧米ファンドなどがユーロ売りをしているようだ。

今回の下げは、欧州連合憲法の批准(ひじゅん)の賛否を問うフランスの国民投票で批准案が否決されるという観測が、大きく影響しています。

国民投票は、本日、日曜日に行われます。


私は国民投票の結果がはっきりすれば、ユーロ浮上のきっかけになると考えます。

予想に反して批准案が可決されれば安心感から上昇するでしょう。

予想どおり否決されて下げても、悪材料出尽くしになると考えます。

また、否決されることは現在の相場にかなり織り込まれているように感じます。

みんなが弱気になっているときが、買い場のように感じます。


また、一目均衡表では、現在の135.5円前後を維持すれば、あと4営業日くらいで遅行線が日々線を上抜きますし、雲のねじれにあたり相場転換が予想されます。


ユーロが上がれば、ポンド、スイスフランも上がりそうな感じです。