順調に上げてきた米ドルですが、今日は大きく下げています。

昨日の5月ISM指数を受けて、6月利上げ打ち止め説が出ています。


この影響で昨夜の米国株は上がりましたが、為替ではマイナスです。


米ドルはまだ4月5日の高値108.87を超えていません。

昨日の高値は108.83です。

60分足は安値を切り下げています。




ここ最近、加熱気味だったので、いい休養になると思います。

まだ、相場は始まったばかりなので、これからだと思います。


日経平均に比べて出遅れていたTOPIXも、5月10日の戻り高値の1154を一時的ではありますが抜くことができました。

値下がり率も日経平均よりもTOPIXの方が小さいです。

これからは、出遅れている内需関連に期待できると思います。


新興市場のほうも、出遅れた分、これから期待できると考えます。

今朝の日経新聞で信用評価損益率が5月27時点でマイナス10%と掲載されています。

過去の経験からマイナス10%を底にして上昇するパターンが多いです。


私は午後になって下がってきたところで、ヘッジ目的のETF信用売りを返済して、現物のETFを買いました。

明日も下がるかも知れませんが、我慢できませんでした。

これだったら先日に利益確定せずに、そのまま持っていた方が良かったようなものです。

細かな売買は苦手です。

ETF(日経225とTOPIX)は6月下旬くらいまで、流れが変わらなければ持つ予定です。

明日も下がれば喜んで買います。



昨日、今日と寄り付き前の外資系証券は売り越しだったので、下がったところを買おうと考えていましたが、なかなか下がりません。


私と同じ考えの人が多いということでしょう。

全体的に弱気から強気に変化してきたようです。


日経平均もテクニカル的には調整してもよさそうですが、今まで上昇の壁になっていた11220円が下支えの壁に変化しています。


ヘッジの信用売りのETFを返済して現物を買おうと考えていますが、指値を上げて昨日、今日の安値くらいまで下がれば買うつもりです。


東証1部に比べて新興市場は出遅れ感があるので、今日も小型株の投資信託を買いました。

私の友人でSBI を買っている人がいまして、動きを注目していましたがようやく動き出してきました。


SBIは1単位が3万5千円程度で買えて、値動きもよく、出来高もあるので個人投資家に人気があります。

業績は好調のようですが、長い間下がり続けていました。


ナンピンをして損失を抱えている人が多いようですが、売り時について私の独断と偏見で考えてみます。


昨日,今日と大きく値上がりして、5月20日の戻り高値35100と25日移動平均の35618を超えて、今日の終値は高値引けの35900です。


日足のRSIは49と余裕ですが、ストキャスティクスは%Kが100、%Dが60で、あまり余裕がありません。


まだ、上がりそうですが、次に目標となるものを列記します。

・75日移動平均  37810

・雲の下限     38137

・4月27日高値  38550


このように、38000前後には抵抗となるものが多くありますし、信用取り組みも買い残が売り残の4倍ありますので戻り売りも多いと思います。


私ならば安全に考えて、38000前後での売却を検討します。


 


5月29日のブログでユーロは買い?と書きましたが、EU憲法批准の否決の影響は、私が想像していた以上に大きいようです。


EUの主要国であるフランスが否決したので、他のEU諸国にも影響が及びます。

フランス国民は経済状況が一向に良くならない政治体制に「ノン」と意思表示しました。

すなわちEUの拡大進展を望んでいないわけです。


EUの危機は基軸通貨として期待されていたユーロの信頼を失わせます。

本日、チャートの重要ポイントの5月6日安値の134.40円を割り込んでしまいました。

これで、131円前後まで下落しそうです。


これから当分は、ユーロは戻り売り、ドルは押し目買いになると考え直します。

どうも、失礼いたしました。



本日、日経平均は壁となっていた11223円を超えて高値11302円まで上昇しました。

これで、これから6月は上昇相場になる確率が高くなりました。


私は11300円の手前で現物株を30%ほど売却しました。

そして、ヘッジ目的で日経225とTOPIX ETFを持ち株の投資金額の25%ほど信用売りしました。

この場合、信用売りの投資金額は現物買いを超えてはいけません。

少し調整すると思いますが、今回の上昇の起点になった安値10978は下回らないはずです。


調整は5日移動平均の11150円前後、窓埋めの11050円前後を想定しています。

11150円前後で信用売りを返済し、11150円および11050円前後でETFの現物買いをする予定です。

もし、調整しないで上に行った場合は、11400円前後で持ち株を少し売り、信用売りを増やします。


私の独断予想では、今回が上昇第1波で調整して第2波は11500円、第3波で11800円を目指すと想像します。

12000円は超えられないと思います。

そして、7月には再び下降相場に転じると思います。







最近、ユーロが弱い。


ユーロ圏の景気減速懸念を材料に、欧米ファンドなどがユーロ売りをしているようだ。

今回の下げは、欧州連合憲法の批准(ひじゅん)の賛否を問うフランスの国民投票で批准案が否決されるという観測が、大きく影響しています。

国民投票は、本日、日曜日に行われます。


私は国民投票の結果がはっきりすれば、ユーロ浮上のきっかけになると考えます。

予想に反して批准案が可決されれば安心感から上昇するでしょう。

予想どおり否決されて下げても、悪材料出尽くしになると考えます。

また、否決されることは現在の相場にかなり織り込まれているように感じます。

みんなが弱気になっているときが、買い場のように感じます。


また、一目均衡表では、現在の135.5円前後を維持すれば、あと4営業日くらいで遅行線が日々線を上抜きますし、雲のねじれにあたり相場転換が予想されます。


ユーロが上がれば、ポンド、スイスフランも上がりそうな感じです。



日経平均を一目均衡表 で見るといい感じです。

・下値を少しずつ切り上げ

・遅行線が日々線を上抜き

・もうすぐ転換線が基準線を上抜き

・現在、雲のねじれで相場転換の可能性が大きい


信用買い残も個人の投売りで減少してきました。


外国人の売りも減少してきました。


月代わりで機関投資家の買いも期待できます。


月曜日の米国市場は休みですが、こういう時は仕掛け時です。

11200円のレンジをブレイクすると窓埋め、雲の下限の11300円前後まで走りそうです。


ただしストキャスティクスは、かなり上昇しているので11300円前後で少し休憩をしそうな感じがします。

さあ、どうなるでしょうか?


4月から5月にかけて英国やオーストラリア、カナダなどの天然資源の豊かな国の通貨は売られてきました。


資源国通貨は原油先物価格やCRB先物指数と相関性が高いです。


今回の下げは米国系ヘッジフアンドの決算に向けた利益確定売りも要因のようです。


最近は、世界的に景気減速懸念が薄れつつありますから、商品市場もいつまでも下げないでしょう。


チャートでもオーストラリアドルとカナダドルは前回の戻り高値を越えてトレンド転換してきたように思われます。

東証一部の平均予想利回りは昨日現在で1.26%で、10年物国債利回りの1.25%を上回ったようです。


配当の増加は企業の業績が良くなったこともありますが、外国人投資家や村上氏のように物を言う株主の出現や敵対的買収の防衛策として個人株主の増加、株価の上昇を狙って配当比率を増加させたことによります。


しかし、北米では2%台、欧州では3%の国が多いのですから、これからも日本の配当利回りが高まる可能性は高いと思います。


過去に株式の配当利回りが10年物国債利回りを上回ったのは、1998年秋と2002年後半から03年夏の2回です。

どちらもその後、株式市場が大きく上昇していますから今回も期待しています。


それにしても、今の日本市場は戻り売りが多いです。

個人の信用取引が活発になって、短期売買が増えていることが影響していると思います。

日経平均は、しばらくは低迷するでしょうが、次は3度目の正直で11200円の壁を破ることを期待しています。